雨の水曜日、映画のレディースデイです。
前から観たいと思っていた「マザー・テレサ」を
日比谷のシャンテシネに観に行きました。
「ロミオとジュリエット」で美しいジュリエットで一世を風靡したオリビヤ・ハッセー
がマザー・テレサをどのように演じるのかなという思いと、マザー・テレサの生涯
をどのように描いているのかとても興味がありました。
結論はオリビヤ・ハッセーは素晴らしかったです。
しぐさや話し方、立ち居振る舞いすべてがマザー・テレサでした。
そして、映画のストーリーも静かな感動を残してくれました。
世界中の宗教指導者たちがマザーのようにお互いの宗教を尊重
しあったら、戦争なんてきっと起こらないのに・・・
としみじみ感じましたし、「愛されることよりも愛することを、与えられることよりも
与えることを」ということばは、「くれない病」になってギスギスしている
私たち現代人にふと己の心を省みる重い言葉でした。
観るまではあんなに泣くなんて思っていなかったのですが、
もうハンカチがぐしょぐしょになるまで、泣いてしまいました。