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「ハッピーバースデー」で涙

「ハッピーバースデー」で涙_d0054189_2192549.jpgこの週末に小説ハッピーバースデー」を一気に読みました。
読み終えてからは涙が止まらずに声を上げて泣いてしまいました。

本の帯には「100万人の魂を泣かせた、癒した、働き動かした!」
と書いてありました。
この本は児童書版でも出版されていて、児童書では67万部、文芸書で35万部
突破したそうです。

ストーリーは自分の思い通りに成長した長男に比べ、できの悪い娘「あすか」
に「あんたなんか生まなきゃ良かった」と容赦のない言葉を浴びせる
母静代。しかし母静代自身も愛に餓えていた少女時代。
祖父母の元であすかは立ち直り、やがて父母との関係も変わっていくのです。

子育てはどんなに子供が大きくなっても悩みはつきません。
ましてや、親の期待が大きければ落胆も大きいのかもしれません。
どんな子供にも素晴らしい資質があって、親の喜びになっているのでしょうが、
どうしても忘れてしまいがちです。

我が家の長男も反抗期真っ盛りで、最近は彼の欠点ばかりが目立ち
私もこの本も母「静代」のような心が潜んでいることを
つきつけられたような気がして、読み終えた時に息子に申し訳ない
気持ちがこみ上げてきました。

生まれてきてくれてありがとうという気持ちを思い出せてくれた
この本に感謝です。
by hinodeminami | 2005-10-30 21:07 | 家族
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